「復活7」

東京に戻ってから三ヶ月がたったが、あっというまだったともいえるし、そうでなかったともいえる。

東京オリンピックの影響か、新しい店をつくるのに人手が足りないと言われていたのが、ちょうどその契約の日に、スタジアムの白紙撤回が発表されたのは、正直幸運だったかもしれない。とはいえ競技場のデザインにもかなり期待しているから、複雑な心境でもある。

とみに最近は、ラジオのヘビーユーザーと化していて、一週間分のおすすめプログラムをつくれるくらいになった自負がある。(それを店内の放送に活かしてほしい、という話もある)特におすすめのバンドはSuchmosだ。i-tunsで、アルバムを即買いした。かっこよくて、しっくりくる。そして、放って置けない風格がある。

曲を聴いた当初は、三十代後半くらいのグループを予想していたが、インタビュー記事を見て驚いた。動画を見てさらにびっくり。二十三歳。はんにゃを初めて見たときのような華奢な印象を受けた。こう若いと、なにか親戚の子供を見ているような気分にさせられる。

最近では、お気に入りのアナのトークを聴くたびに、ボーカルのヨンス君がゲストでスライドしてくる。大衆に受け入られるかどうかは(まあ、そんなことを自分に心配される必要もないが)、曲の完成度だけでなく、喋りやサービス精神の要素も大きい。だから、トークがうまくいくといいな、と聴いていたが、そんな心配も杞憂だった。

すっかり「Suchmosの夏」状態という感じでいたら、CITI OPENが始まった。いよいよ、ハードコートシーズンの到来だ。(内藤まろ)