「復活26」

どうやら、政治のことを書くと命が安くなるようなので、できるだけ書かないようにしていたのだが、どうにもついて来てしまう。なら、身近なことに、触れてみようか。(だって、そんなことごときで狙われるなんて、たまったもんじゃない。もちろん、政治家だったら話は別)

現在の共同事務所のすぐ近くの半地下スペースがあいたときに、ちょうど「カフェ」の移転を考えていたので、そのビルに少し興味を示していたことがある。近いから、ただそれだけで素晴らしいと。でも、ちょっと狭いだろうか。それに、四六時中見張られているようで、スタッフもいやだろうか、などと迷っているうちにほかの方に取られてしまった。(もちろん、結果的には、大正解だったのだが)で、しばらくたってからできたのが「政策カフェ」。

はて、どんな方々がやっているのだろうか、と思っていると、区議会選挙の投票日の前日に判明する。「土日夜間議会改革」という選挙カーが停まっていた。千代田区の広報で見たときには、またそんな調子のいいこと言って、タダでさえ目の前の仕事や子育てで忙しいのに、土日や夜間くらい休みたいよ、そのために政治のプロを選んでやってもらってるんだから、と思ったのだが、近所となるとまた違ってくるから、あら不思議。(本来は、いずれは国政に打って出よう、くらいの野心と影響力のある人になってもらいたい、と思っていた)

政策を、もう一度読んでいるうちに、確かに政令指定都市などはともかく、区議会レベルでは手軽に参加できる場というのもありなのかと、考えるきっかけに。(なにしろ、千代田区は、区議会があって、その上に都議会があって、さらには永田町があるという三重構造なわけで、その辺りの棲み分けはどうなっているのだろうか、とか。しかし、そういうのは千代田区よりもむしろ地方の方にありふれているのではないか。農家も政治の話を四六時中したりする)彼らの資料によれば、区議会議員の年収は1200万で、会議の時間が86時間だから、時給6万、これを半減すると。。。いや、そこまで減らす必要ないんじゃないの? むしろ、こっちは今の広い道路や、緑や、気持ちのいい街並みを残してもらえばいいわけで、などと、相容れない部分もありながら、しっかり向こうの術中にハマっている。(いや、もちろん、千代田区は、今のままで十分素晴らしいです)

調べてみると、その思想は堺屋太一さんから始まっているらしい。(昔、川沿いを走っているときに、よく事務所の前を通った)そして、岸さんという方が賛同し、古賀さんという方も興味を示している。(まあ、元官僚の方々なら、とっつきやすい切り口だとも思う)

で、選挙当日を迎える。
結論から言うと、一番得票されていた方も、四票差で落選。五票差もあったから、さぞ悔しかったことだろう。(千代田区は、五百数十票が当落ラインと知ったことも驚き)しかし勝手ながら、ぼくははじめて選挙を楽しませていただきました。そして、今、一番の興味は、あのスペースを、今後もずっと借り続けるのかなあ、ということ。(すいませんね、ほんとに)
でも、四年は短いようで、長いですからねえ。。

内藤まろ